vol31-
目の見えない精神科医が、見えなくなって分かったこと
第一印象では、とても読みやすい本であった。スラスラと読めてしまった。 仏教的な考え方や、新しい世界を知ることができた気がする、リアリティーを感じて面白かった。 当事者である著者は才能に溢れる方だったと感じる。維摩経を思い出した。 目から入ってくる情報を遮断するには。多面的な内容に触れられており、具体的で納得感のある本であった。 積極的な曖昧さ。愛おしく感じるその感覚。見えないからこその真髄を見た気がするし、ほのぼのした感じも良かった。 読みやすさの下に鬱屈した心を包み込んだ上で、その笑顔の下には何があるのか。医師というポジションだからこそ、綺麗にまとめられている。 ネガティブな感情も受容できるようにも見えるが、どん底の時や、孤立感など。そこを乗り越えた先にあるものを受け取ることができた。 精神科医の先生で、しっかりと向き合えってくれていると感じる医師に出会うことはむずかしいのではないか。 直接利害関係がない人の方が相談がしやすい部分はある。 一休さんのお話の中にも、小さな悟り。大きな悟りというものがある。 広い人との繋がりが希薄である。昭和時代がよかったのではないか。 白黒はっきりつける、正しい悪い、そうではなく。曖昧さを受容することで多面的に物事を見ることができる。
← BACK TO TOP心は存在しない
意識は心の一部である。こんな感じだから、こうだよね。という流れ。 心は乗り物である。日々の経験での見方。それは動物の見方。 血液型での話、占いの話。それに寄って枠にはめようとする。 唯識、仏教的な内容。 面白い品だった。阿頼耶識、仏教なんだけれども日本的な捉え方。 心の話。とてもタイムリーであった。宙ぶらりん的で捉えるのがしっくりきている。 感動→エモーション→感動。 心の現象は難しいことでははない。 とんじんち。欲しがるこころ。怒り・守ろうとする心。自分があると思い込む。三毒として言われている。 フロイトの言っている人間の反応はベーシック。 最近では性格累計、心は存在しないのか。あなたのパーソナリティーはこのタイプ、私はこのタイプだから、合わないよね。合うよねという、コミュニケーションの取り方をする。 ノンバイオレントコミュニケーション。 唯識。主観によりそってコミットしていくこと。虚無的楽観主義、肯定して人間の生きる意味を知る。 日本人としての精神、武士道、そこには道がある。
← BACK TO TOP物語化批判の哲学
線引きができていて、明瞭化している。煩悩に分けてみることもできる。 タイトルに惹かれて購入する人がいるが、内容が整理できていないのではないか。 物語の批判?ストーリー?枠にはめられている感じがした。ずっともやもやしながら本を読んでいた。 ゲーム批判、仕事で名門校を視察した時、授業のカリキュラムがとてもよかった。しかしそれはそれでいいのかという疑問が湧いた。 勝つか負けるかわからない「ギャンブル」というところに「崇高」というワードを持ってくるのがよくわからなかった。 頭でっかち。身体的感覚の話が一つも出てこない。 最後におもちゃ遊びに持って行っているが、漠然としなかった。 先の展望をビジネス本や7つの習慣などでしっかりそこへと向かっていく。 最後に遊びの話に触れてはいるが、著者本人は全然遊んだことのないようにも思える。 タイトルがわるい。編集者さん、出版社さんの売り方がうまかったか。 子供時代に帰る必要がある。60歳還暦。戻っていく。 無駄を楽しむことも良い。
← BACK TO TOPわかりあえないことから
平田さんのロールプレイの講義を受けたことがあります。 人々はそれぞれの世界をみている。違う世界を見ている認識を得るには。 コミュニケーションは難しい、わかりあうことはできないのではないか。 どうしても分かり合えないことはある、宗教の違い、生まれた環境の違いなどによって難しい場合がある。 分かり合えないのが基本にあるが、理解することはできるのではないか。 法話、お釈迦さまの説法。読解力の差に応じて十人十色に話し方を変えていた。 解釈の違いや、それぞれが持つ価値観によって行き違いが起きている。 40、50歳には親から独立してどう生きていくのか、明確にしたい。 コスパ・タイパを求める、短時間の中での成果を求める。コミュニケーションの形が変わってきている。 日本語のコンテキスト。説明が難しい。 言葉だけじゃない、声の調子、身体表現、表情の変化、緩急など受け取れるものはたくさんある。 謝罪会見の場。何をしたって許せない、許したくない。
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